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今日、会社の帰りにバス停でバス待ちをしていたときのことです。
知らないおじさんが近寄ってきて、
「…急ぐ？」
と聞いてきました。
何だかヤな予感がしたため、私ちょっと逃げ腰に……。
「あ、はい…もうすぐバスも来るんで……」
「ちょっとだけでいいから、バイトしない？　５分だけでいいから。車で……」

……え、バイト！？　車！？　５分！？　……何！！？？

しっかりばっちりお金見せられました。
……怖いって！！

とりあえず断り続ける私。

「おねぇちゃん、きれいだから」
「いえいえいえ…」
「残念。もったいない」
「あー…すみません」　←何だかわからないけど、とりあえず謝る私。
「ちょっとだけ」
「（まだ続くん！？）や、ほら、バス来ますから。日曜日でバスの本数も少ないですし……」
「あ、おじさんが送ってあげるから心配いらないよ」
「（……や、それが一番心配なんだって！！）あ、や、バスで帰りますから。このあと用事もあるんで……（無いけど）」
「……怖い？」
「（当たり前だろ！！）え、や……」

「見るだけでいいから」

………何を！！

ホント、焦りましたよ。うん……。
で、まぁ、そんな感じの会話が少し続いたのですが、何とか逃げきりました。

や、びっくりした……。

最後に、握手だけと言われ、手を握られました。
そして、「会えてよかった」という台詞を残し、おじさんは去って行きました。

……時間通りにこないバスを心から呪ったということはヒミツです。